会津地方は、約4ヶ月間は雪とかかわりをもつ寒冷地です。その厳しい自然の中で人々は、稲や畑作物を栽培し農業を営んできました。時には冷害による凶作、干魃による不作・大霜の被害などさまざまな自然災害と闘いながら今日まで農業を行ってきました。こうした凶作そして飢餓への対策、心構えについて、貞享元年(1684)の『会津農書』の著者 佐瀬与次右衛門は、多くの例をあげながら農民たちに指導しています。
特に水の管理と農業技術は、大きな課題でした。
佐瀬与次右衛門が自らの体験をもとに、今から320年前の飢饉への心構えとしての農業の方法を『会津農書』に著述しています。『会津農書』を中心農書からみた飢饉への心構えを紹介します。 |