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落下傘で作った着物

落下傘(パラシュート)の生地で作られた襦袢(じゅばん)


 落下傘、つまりパラシュートは、現在では丈夫な化学繊維で作られています。第二次世界大戦当時、軍隊で使われたパラシュートは、羽二重(はぶたえ)という絹の布を使っていました。息を吹きつけても空気が漏れないしっかりした布でした。
 今回展示する襦袢とコートは喜多方市のある女性が昭和25年(1950)の嫁入りの時に持ってきたもので、昭和23〜24年頃に作ったものだそうです。襦袢は生地を裁って染めと刺繍を施し仕立てています。またコートは落下傘の紐をほぐして繊維をとりだし、農家の人に織ってもらった布を縫いあげたものだそうです。後に、あまりにも重いので丈を短くしました。
 また今年、新たに長着1点が寄贈されました。こちらも会津若松市のある女性の嫁入り用に、母親が物資難の中を苦労して手に入れたパラシュートの生地で、昭和20〜23年頃に仕立ててくれたものといいます。
 戦争に使われたパラシュートが戦後、素敵な着物として生まれ変わって残りました。かつての戦争と物資不足の時代を考えさせてくれる貴重な資料です。



開催概要
期  間 平成28年6月22日(水)〜8月17日(水)
会  場 福島県立博物館 常設展部門展示室 民俗
観覧料 常設展料金でご覧になれます。
大人・大学生270円(210円)  ※( )内は20名以上の団体
高校生・小中学生 無料

 

 

 

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